2012年04月23日
トイレ好きの少年

”テルマエ・ロマエ”が覚えられません。
なんかこう、日本語にはない響きというか、
文字の羅列というか、イジワルな早口言葉みたいというか、
とにかく僕の頭ではこの7文字は覚えられません。
残念でなりません。pia masaです。こんにちは。
ところで先日、
録画してあった探偵ナイトスクープを見てたら
トイレ大好きの4歳の男の子が出てましてね。
余りにもトイレが好きすぎて、
どこに行ってもトイレ巡りをしてしまうのを
止めさせてほしいというお母さまからの
切羽詰まったご依頼だったんですが、
それよりもその子の名前が僕と同じ名前だったのに
ある種の奇跡を感じました。

名は体を表すと思います。
実は子供時代の我が家にも珍しいトイレがあったんですよ。
正式名称は知りませんけど、
当時ネポンパールトイレと呼んでましてね。
未だかつてウチでしか見たことがないという
大変貴重なトイレだったんです。
何が珍しいかというと、
形状自体は和式トイレと全く同じなんですが、
うんこの始末の付け方がユニークなんですよ。
通常トイレというのは、ひねり出したうんこを
そのまま奈落の底の落に叩き落とすボットン便所と
出たものを水に流してなかったことにしてしまう
事なかれ主義の水洗トイレに分けられると思うんですが、
なんとこのトイレ、便器脇にあるボタンを押すと、
大量の泡が便器後ろから出てきてうんこを覆い
うんこの存在をうやむやにしてしまうんです。
もちろん見えないところでそっと流されてはいるんで、
いつまでもそこに留まってるわけではないんですが、
初めて体験した時には行方が気になりましてね。
一体泡の中でうんこはどうなってるんだろうと、
便器を覆う大量の泡を退けようと思いっきり吹いたら、
エライ返り討ちにありましたよ。
そんなハイテクな我家のトイレなんですけど、
もちろん欠点がありましてね。
常に便器の中が大量の泡で覆われているので、
そのまましゃがんでしまうと泡にお尻がついちゃって、
折角出ようとしてたものが引っ込んじゃったり、
泡を流してる最中もお尻に触れることが多々あるので、
軽く腰を浮かせないといけないというね。
若干人を選ぶトイレではあると思いますけど、
ただひねり出すだけのなんてことない時間を
巧みなギミックとアイディアによって、
安らぎと緊張感を程よくミックスした難易度設定は
非常にバランスよく優秀だと思うんです。

ただこの難易度設定はおかしい。



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