2012年01月06日
氷で遊ぼう

冬眠しちゃうよね。
こんなに寒けりゃ誰だって冬眠しちゃうよね。
でもね、ワタクシ以外と寒さに強いんですよ。
暑さにはとろけるように弱いんですけど、
寒さにはカッチカチに強いんですよ。
だって結婚するまでは
頭を洗うときには必ず水でしたから。
毎日欠かさず、春夏秋冬、
氷が張るほどの寒さだろうが、
どれだけ高い熱があろうが
”心頭滅却、男は黙って水”でしたから。

もう寒いのなんのって。(なぜ続けた?)
なんか途中でヤメると自分に負けた気がしてね。
ズルズル関係を続けちゃった♪的なそんなノリ。
ところで寒いといえば、既に御存知の通り
うちの田舎が極一部の地域に属する上に
すこぶる山の中にありましてね。
冬になると水道も凍って出なくなりますし
氷柱なんて立派に成長してるしで、
見事な氷の世界になるわけですよ。
当然道なんかも凍ってしまいましてね。
ガードレールなんてハイカラなものはないので、
下手に出歩くと折角のくねくね道を
一直線に落ちるハメになるんです。
そうなると山を降りれなくなるじゃないですか。
だから学校は公欠扱いになってました。
心身ともに健康なのに、
先生がお前たち来なくていいって言うんです。
嬉しいじゃないですか。
これで心置きなく遊べるじゃないですか。
当時坂道沿いに出来たばかりの水路がありましてね。
足のサイズほどの小さな水路なんですが、
そこが冬になると全部凍るんですよ。
当然僕達がそれを放っておく訳ないじゃないですか。
もうガンガン滑るわけですよ。
きゃっきゃきゃっきゃ大笑いしながら
狂ったように、猿のように、いやむしろ
狂った猿のように滑りまくる訳ですよ。

そのうち当然こうなるよね。
氷が融けることを身をもって体験したひと冬の思いで。



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