2016年05月26日
恥の文化

日本は「恥の文化」とはよく言われますが、
結構コレをネガティブに捉えてる人いますよね。
確かのそういう側面もあるんでしょうけど、
僕はむしろポジティブに捉えてます。
恥の文化こそ日本の誇れる文化。
昨今の人の迷惑顧みず
自分勝手な振る舞いを正当化する風潮。
結局のところ”恥知らず”で片付けられることって
わりとあるんですよ。
要はバランスの問題であって、
きちんと”恥を知る”ということは
世間様に対しても自分自身に対しても、
向き合えるということです。
武士はいかに生きるかと同時に、いかに死すべきかを考える。
武士には正しい生き方があるのと同じく、正しい死に方がある。
これは命を粗末にしろ言う事ではない。
無駄に死ぬ事を、武士は犬死と言う。
無論、天寿を全うして死ぬのが良いが、もし死なねばならない時に
誇りを捨てて不正義の中に生きることを武士は選ばない。
いつでも死ねる勇気を持つことは、
武士は正義の中で生きる事を保証する。
自分自身に恥ずかしい生き方は決してしない、
ある意味武士道にも通ずるものがありますよね。
そういえば小学生の頃こういうことがありました。
今は亡き、いや本当に亡くなってしまった
大の仲良しだったAくん。
彼とは勉強はともかく
運動に関してはずっとライバルだったんです。
そんなある日僕たちは男の意地をかけて
ホンキで競い合ったことがあるんですよ。
運動会でも勉強でもなく僕達だけの戦い。
どっちが沢山フケが出るか。
無地の下敷きを用意しましてね。
ひたすら坊主頭にこすりつけるんです。
授業が終わり、休み時間に入ったと同時に
猿のようにこすりつけて、
どっちが沢山下敷きにフケが溜まるか
競うんですよ!
シャカシャカ・・
シャカシャカ・・
シャカシャカ・・
シャカシャカ・・
シャカシャカ・・
Aくん!そろそろいいやろ!
じゃあね、よし!判定や!
おーい!女子ぃー!
どっちが沢山フケ溜まってるか見て?
ぎゃーーー!(逃亡)

ですよねー。
あの頃の自分に恥の文化が少しでもアレばと
下敷きをみる度に身を投げたくなる過去です。
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