日々是好日

あえるさんが出てきてくれません。

僕が会社に行く準備を始めると
そそくさと小屋に入って行きましてね。
この有様なんです。とても寂しいです。
pia masaです。こんにちは。

そんなあえるさん。
大体僕が仕事を終えて家に帰ると
いつも仰向けにお腹を見せて待ってるんです。
早く撫でて下さいご主人様ってな具合に。
カワイイやつですよ。
だから撫でてやるんです。

先日もそうやって撫でてたんですけど、
急に遊びモードのスイッチが入ったのか
いきなり暴れだして


はうっ！

ってなりました。
これむっちゃ痛いからホント痛いから。
この痛みを言葉に出来ないもどかしさ。

「出産の痛みに比べたらなんでもない」
なんて事をこの間とあるところで見かけたんですが
そんなことを出産できないオトコに言われても
と言うかアレ強打したことがない女性に言われても
それはそれで説得力にかけるんじゃないかと
思ったりもするんですけど、
まあ別に無理やり比べることでもないので
個人的にはどうでもイイです。

でも思えばオトナになってから
股間を強打することってなくなりましたよね。
それに比べ子供時代の下半身の無防備具合と言ったら
アレは気まぐれな神のイタズラでしょうか。

わかりきってるのに塀の上を走り回って強打したり、
階段の手すりを跨いで滑って強打したり、
ガードレールを華麗に飛び越えようとして強打したり、
自分で言うのもなんですが僕の下半身、


相当鍛えてますよ。

それはそうと近所の上級生に
ちょっとお金持ちのOくんってのがいましてね。
そいつが１６段切り替えだったかな？
まぁそんな感じのえらくスポーティーな自転車を
買って貰ってたんです。

それに比べ僕の自転車ときたら
中古で買った５段切り替えのやつですよ。

そしたらある日そいつが言うんです。
小学校から長い坂を登った先にある和石(よれし)に
足をつかずに自転車で登り切ったら勝ち。
一度でも足をついたら負け。
そして負けたらジュースおごり。
明らかにカモ扱いですよね。

でももちろん受けて立ちましたよ。
絶対僕の負けだと言うやつもいましたけど、
オトコには例え負けると分かっていても
立ち向かわなければならない時があるんです。

だから僕は必死に漕ぎしました。
Oくんが一番軽いギアでするする坂道を登ってる時、
僕は後一漕ぎ後一漕ぎと自分に言い聞かせながら
必死に歯を食いしばって漕ぎ続けました。

そしてあと少しで坂道の中間、
少しゆるやかな傾斜に差し掛かかったところで
ココで一気に勢いをつけて、
再びやってくるキツイ傾斜に備えておこうと思いましてね。
雄叫びと一緒にありったけの力で立ち漕ぎをし、
あとチョットでOくんに並ぶというところで
突然チェーンが外れ、股間を強打。






ヨダレと一緒に魂抜けましたね。




web shop piace-ﾋﾟｱﾁｪ- ぜひご覧ください。