日々是好日

河童を見ました。

アレは高校３年の頃。
友人達と夕暮れの川原で話してましてね。
そろそろ暗くなってきたので帰ろうかと、
重い腰を上げ帰り支度を始めた頃、

「ざぽ～ん」(フランス語風に言うとステキ)

と向こう岸で何かが飛び込む音と同時に
大きな水しぶきが見えました。

河童です。

人はこの話を鼻で笑いますが、
僕達の中では河童を見たとの
意思統一ができております。

河童です。

pia masaです。こんにちは。




ムスカ「河童が、河童があああ！」


それはそうと、
僕の経験したことで、どう対処するのが正解かと
友人たちと揉めたことがあったんですよ。
以前どこかでちょこっと書いた気もするんですが、
もう15年以上前になりますかね。

残業手当の出ない残業をがっつりし終えて、
深夜の人気のない道を
のんびり自転車漕いでたんですけど、
左折して一方通行の細い道路に入った所に
体育座りの女性がいましてね。

あまりの不意打ちにペダル踏み外して
転けそうになったのを
持ち前の運動神経で華麗に立て直し
少し先の方でとまっては見たものの、
さてどうしたものかと。

季節は忘れてしまったんですが、
白っぽい服を着ていてかなりの薄着、
しかも下はショートパンツに
裸足という出で立ちですよ。

TPOによっては
この紳士pia masaが何の下心もなく
優しく自宅まで誘って差し上げるところですが、
なにせ今は深夜。
更に殆ど街灯すら無い路地裏。
そしてピクリとも動かない裸足の女性。




ホント勘弁してください。

一応僕だって
頑張って声をかけようと思ったんですよ。
でも例え声をかけたとしても、
いきなり叫ばれたらどうしようかとか、
逆に積極的に来られても
一応心の準備ってものがありますし、
間違って怖い方々の女性だったりすると
後々ややこしいことになりかねない。
と言うか、そもそもこの世の方ですか？
的な疑いもあるわけですよ。

結局どうしていいか分からずに、
びっくりするくらいか細い声で「大丈夫ですか？」
とだけ声をかけてその場をあとにしたんですが、
友人らから大ブーイングを受けましてね。

冷たいだの酷いだの人でなしだの
チャンスを逃しただの
チャンスってなんだよみたいな。

そういう訳で、僕には手も足も出なかった
「深夜に女性が薄着で体育座り」事件。


結局どういう対処が正解ですか？




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